書籍・雑誌

2020年7月21日 (火)

「レンズ」のキホン (イチバンやさしい理工系)

 「レンズ」のキホン (イチバンやさしい理工系)

 光学とレンズの初心者向けの図解入門書です。フルカラーですので、光路図などがとてもわかりやすくなっています。光学とレンズのキホンのキから解説しているので、これからレンズのことを勉強したい人だけでなく、レンズの基本を教える人にとっても役に立つと思います。

Hyosi

桑嶋幹(著)

レンズを知ると光学はこんなにおもしろい!
昨今のデジタル一眼レフカメラのブームもあって、レンズのことをもっと知りたい人が増えています。本書は、高校生から一般の人を対象に、レンズのことを知る超入門書として、図解や写真をふんだんに使いながら、わかりやすく光の世界を解説します。

レンズを知ることは、光の性質を知ることにつながります。また、メガネや望遠鏡などの光学機器ばかりか、ヒトの眼の構造の理解も進みます。身近な例を題材に、徹底してやさしく、おもしろい話題を集めました。

単行本: 224ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2010/6/18)
ISBN-10: 4797357150
ISBN-13: 978-4797357158
発売日: 2010/6/18

読者サポートサイト

http://lens-softbank.goryoukaku.com/

目次

はじめに
登場キャラクターのご紹介

第 1 章 レンズのお話

001 レンズは光の屈折をたくみに利用するために生みだした道具
002 レンズの歴史
003 小さなものを拡大して見る顕微鏡の歴史
004 遠くのものを近くに見る望遠鏡の歴史
005 レンズでできた像を記録するカメラの歴史

COLUMN レンズの語源

第 2 章 光のふるまい

006 光の直進性と逆進性
007 光の反射の法則
008 鏡による光の反射
009 光の乱反射
010 透明な物体を通る光
011 光は物質の境界面で折れ曲がる 光の屈折
012 光はどのような道筋を選んで進むのか フェルマーの原理
013 スネルの法則①
014 スネルの法則②
015 空気のゆらぎが光を曲げる 陽炎と逃げ水のしくみ
016 空気のゆらぎが光を曲げる 蜃気楼と大気差のしくみ
017 プリズムでできる光の色の帯 光の分散
018 大空にかかる光の色の帯 虹ができるしくみ
019 虹の形はどうして円弧なのか
020 光は波か粒子か① 光の回折
021 光は波か粒子か② 光の干渉
022 光の回折と干渉でできる虹のしくみ
023 光は縦波か横波か
024 偏光メガネとブリュースターの法則
025 光は電磁波の仲間
026 光の速さはどれぐらいか
027 光のふるまいを考える幾何光学と波動光学

COLUMN 近接場光ー光の回折限界を超える光 66

第 3 章 レンズのしくみと働き

028 点光源からでた光はどのように進むか
029 影のでき方
030 ピンホールでできる像
031 ピンホールカメラでできる像
032 レンズの基本的なしくみ
033 凸レンズと凹レンズの基本的な働き
034 レンズの焦点と焦点距離
035 レンズの主点と主平面
036 薄肉球面レンズの焦点距離の求め方
037 レンズを通る光の進み方
038 凸レンズでできる実像
039 無限遠からやってくる光は凸レンズでどこに像を結ぶか
040 凸レンズでできる虚像
041 凸レンズを半分隠すと実像と虚像はどうなるか
042 物体が焦点の位置にあるとき実像と虚像はどうなるか
043 凹レンズでできる虚像
044 レンズの写像公式と倍率① 凸レンズの実像の場合
045 レンズの写像公式と倍率② 凸レンズの虚像の場合
046 レンズの写像公式と倍率③ 凹レンズの虚像の場合
047 レンズの写像公式のまとめ
048 レンズの倍率を求めるもう1つの方法
049 レンズの作図の裏技① 光軸上の1点からでて凸レンズに入射する光
050 レンズの作図の裏技② 凸レンズに任意の傾きで入射する光
051 レンズの作図の裏技③ 凹レンズを通る光の場合
052 2枚のレンズを通る光
053 凹面鏡と凸面鏡のしくみ
054 凹面鏡と凸面鏡で反射する光
055 レンズの分類の仕方
056 表面屈折を利用したレンズ① 球面レンズ
057 表面屈折を利用したレンズ② 非球面レンズ
058 表面屈折を利用したレンズ③ シリンドリカルレンズ
059 表面屈折を利用したレンズ④ トロイダルレンズ
060 表面屈折を利用したレンズ⑤ フレネルレンズ
061 表面屈折を利用しないレンズ① グリンレンズ(屈折率分布レンズ)
062 表面屈折を利用しないレンズ② 回折レンズ

COLUMN メタマテリアルー負の屈折率をもつ物質

第 4 章 レンズの性能

063 レンズをつくる光学ガラスに求められる性質
064 光学ガラスの屈折率
065 光学ガラスのアッベ数
066 光学ガラスの分類
067 ガラス以外の光学材料① 天然や人工の結晶
068 ガラス以外の光学材料② 光学プラスチック
069 レンズができるまで① 球面レンズのつくり方
070 レンズができるまで② 非球面レンズのつくり方
071 収差とはなにか
072 球面収差
073 球面収差の補正
074 コマ収差と非点収差
075 像面湾曲と歪曲収差
076 軸上色収差と倍率色収差
077 像の大きさと明るさ
078 Fナンバーと実効Fナンバー
079 開口数NAとレンズの分解能
080 絞りと瞳
081 絞りの位置とテレセントリック
082 焦点深度と被写界深度

COLUMN ガラスはなぜ透明なのか

第 5 章 レンズを使った身近なもののしくみ

083 ヒトの眼の構造
084 正常な眼のしくみと働き
085 近視と遠視
086 老視と乱視
087 コンタクトレンズのしくみ
088 ルーペのしくみ
089 ルーペの倍率
090 光学顕微鏡のしくみ① 基本的なしくみ
091 光学顕微鏡のしくみ② 倍率と分解能
092 望遠鏡のしくみ① 基本的なしくみ
093 望遠鏡のしくみ② ケプラー式望遠鏡の光の進み方
094 望遠鏡のしくみ③ オランダ式(ガリレオ)望遠鏡の光の進み方
095 望遠鏡のしくみ④ 望遠鏡の倍率
096 望遠鏡のしくみ⑤ ピント合わせが必要なのはなぜ?
097 カメラのしくみ① Fナンバーとシャッタースピード
098 カメラのしくみ② 画角と焦点距離
099 カメラのしくみ③ デジタルカメラの画角と焦点距離
100 進化するレンズ 流体レンズのしくみ

COLUMN 像反転系 倒立像を正立像として見る

参考文献
索引

サンプルページ

第1章 第1節 レンズは光の屈折をたくみに利用するために生みだした道具

1001

第2章 第6節 光の直進性と逆進性

2006  

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2020年7月15日 (水)

世界の大思想〈第2巻〉アリストテレス ニコマコス倫理学/デ・アニマ(霊魂について)/詩学 (1966年)

世界の大思想〈第2巻〉アリストテレス ニコマコス倫理学/デ・アニマ(霊魂について)/詩学 (1966年)

高田 三郎 (翻訳), 村治 能就 (翻訳)

 別館「光と色と THE NEXT」において、「アリストテレスの変改説(変容説・変化説)」について解説しました。変改説の基本的な考えは、アリストテレスの著書『Περὶ Ψυχῆς(ラテン語:デ・アニマ、和名:霊魂論/魂について/心とは何か)英語名:On the soul』に記述があります。アリストテレスはこの本の第二巻において感覚を取りあげ、第7章で視覚と色について言及しています。

 この本は『Περὶ Ψυχῆς(デ・アニマ)』の訳本です。このような本の訳本は日本語も非常にわかりにくいのですが、この本はわかりやすい日本語で記述されており、アリストテレスが自然科学について、どのように捉えていたのか理解することができます。

Photo_20200715110101

-: 437ページ
出版社: 河出書房新社 (1966)
ASIN: B000JBC0NU
発売日: 1966
梱包サイズ: 19.3 x 13.5 x 2.8 cm

目次

第2巻 - 全12章
第1章 - プシュケーの共通定義
第2章 - プシュケーの諸性質と正しい定義
第3章 - プシュケーの諸能力
第4章 - 諸能力の研究上の順序
第5章 - 感覚についての一般的規定
第6章 - 感覚対象の種類
第7章 - 視覚と色
第8章 - 聴覚と音
第9章 - 嗅覚と臭い
第10章 - 味覚と味
第11章 - 触覚
第12章 - 諸感覚の一般的性格

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2020年7月 2日 (木)

ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか

ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか

石井 茂 (著)

 この本も中古でしか入手できなくなりました。前半で量子力学の発展の歴史を解説し、後半で不確定性原理にどのような欠陥があり、どのように修正されたのかを「小澤の不等式」の紹介とともに解説しています。

ハイゼンベルグの不確定性原理とは
 ニールス・ボーアのもとで研究をしていたヴェルナー・ハイゼンベルクは、1927 年に、電子などのミクロな粒子の位置と運動量は同時に特定することはできず、位置を特定しようとすると運動量が決まらなくなり、運動量を特定しようとすると位置が決まらなくなるという「不確定性原理」を発表しました。この位置と運動量を同時に特定することができないというのは、測定方法の問題ではなく、電子のようなミクロの粒子の基本的な性質として、ある時間に、どの位置にいて、どんな速さで運動しているのかは、一意的に決まらないというものでした。

 

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「不確定性原理に欠陥」「不確定性原理を破る小澤の不等式が実証」

日経サイエンス ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証
http://www.nikkei-science.com/?p=16686

Nature Physicsに掲載された論文は次の通りです。
Experimental demonstration of a universally valid error–disturbance uncertainty relation in spin mesurements
https://www.nature.com/articles/nphys2194  

著者からのコメント

 現代社会は量子力学に多くを負っています。コンピュータを動作させる原動力の半導体は、量子力学なしでは今日の隆盛はあり得ませんでした。インターネットで情報を運ぶ手段となっているレーザー光の技術も、量子力学なしには発展できなかったでしょう。その量子力学の基本原理が「ハイゼンベルクの不確定性原理」です。

 1927年、天才物理学者ハイゼンベルクは次のように宣言しました。量子の世界では、物体の位置と速度を同時に知ることはできない。この関係は非常に簡単な不等式で表されます。そしてハイゼンベルクはこの原理を、ミクロの世界を見ることのできる仮想的な顕微鏡を使った思考実験によって導きました。本書の表題はそれにちなんだものです。

 ハイゼンベルクの不確定性原理は以後、絶対的な基本原理として君臨し続けてきたのでした。しかしそこには、あいまいな点が残っていました。75年間、誰も指摘しなかったこのあいまいさを、ある日本人科学者が明快に整理して説明したのは2002年のことです。それは発見者の名をとって「小澤の不等式」と呼ばれています。ハイゼンベルクが発見した不等式は絶対不変の原理ではなく、小澤の不等式によって乗り越えられるかもしれない、という可能性が出てきたのです。

 しかも20世紀後半の技術進歩によって、より小さな現象を測定することが可能になってきました。ハイゼンベルクの不等式が正しいのか、それとも小澤の不等式が正しいのか。それは遠からず実験によって証明されるでしょう。

 本書はその新しく発見された小澤の不等式が、どのようなものであるかを解説します。ギリシャ時代から今日に至るまで、物理学上の基本的発見のほとんどが欧米で成し遂げられてきました。現代の物理学を象徴するハイゼンベルクの不確定性原理が、日本人科学者の手によって覆されるとすれば、こんな痛快なことがまたとあるでしょうか。(著者:石井 茂)

出版社 / 著者からの内容紹介

 ハイゼンベルクが発見した不確定性原理は、量子力学の一応の完成を告げると同時に、量子力学の物理的解釈をめぐって論争の種をまくことになった。量子力学の数学的定式化はフォン・ノイマンによって達成されるが、このときノイマンは不確定性原理がもたらす量子の観測問題にも手を染めた。量子力学を疑う人々がほとんどいなくなっていったこととは裏腹に、観測問題については「シュレディンガーの猫」「ウィグナーの友人」「EPRパラドックス」などのさまざまな疑問が提出され、長い間にわたって論争が続いてきた。

 量子力学における観測問題を決着させたのは、日本の数理物理学者であった。その新しい観測理論は、ハイゼンベルクの不確定性原理に修正を迫る結果になった。

 本書はハイゼンベルクやシュレディンガーなどのあまり知られていないエピソードをたっぷりと紹介しながら、不確定性原理がいかに発見され、その後いかなる道をたどったかを物語る。

内容「BOOK」

「小澤の不等式」がハイゼンベルクを乗り超える!不確定性原理の不思議な世界への招待。

単行本: 272ページ
出版社: 日経BP社 (2005/12/28)
ISBN-10: 4822282333
ISBN-13: 978-4822282332
発売日: 2005/12/28
商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 2 cm

目次

第1章 不確定性原理とは何か
第2章 不確定性原理はどのようにして発見されたか
第3章 物理学会との対決―コペンハーゲン解釈の成立
第4章 再開された論争―アインシュタインの再批判
第5章 原子核物理学の発展とハイゼンベルク
第6章 コペンハーゲン解釈への挑戦
第7章 不確定性原理は破れているのか―重力波測定の限界をめぐって
第8章 書き直された不確定性原理―ハイゼンベルクから小澤へ

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2020年6月23日 (火)

Opus Majus of Roger Bacon ロジャー・ベーコンの大著作

ロジャー・ベーコンは13世紀に活躍したイギリスの哲学者でカトリックの司祭でした。ニュートンより400年も前の時代に、自然科学の理論の探求を行い、実験や観察を行いました。近代科学の先駆者と言えるでしょう。

Rogerbacon

今回紹介する書籍はロジャー・ベーコンの大著作(Opus Majus)の上下巻です(この本は英語版です)。

光学・レンズの歴史を勉強するうえで、ロジャー・ベーコンの功績は外せません。高価ではありますが、光学の歴史に興味のある人は手元にあっても良いかと思います。

Book Description

Volume one of a two volume set. (This description is for both volumes.) Contains much of Bacon's principle writings in mathematics, optics, experimental science, and philosophy. Bacon is regarded as the first modern scientist. This is one of his major works with 8 plates and 72 illustrations.

The Opus Majus of Roger Bacon (Cambridge Library Collection - Physical Sciences)

The Opus Majus of Roger Bacon, Volume 2, Part 1 & 2 (Cambridge Library Collection - Physical Sciences)

 

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2020年6月17日 (水)

らくらく図解 光とレーザー

らくらく図解 光とレーザー

著者:陳 軍 山本 将史 共著

この本も中古でしか入手できなくなりました。

光とレーザーとありますが、決してレーザーにだけ特化した内容ではなく光の基本から解説してくれます。光学の基礎を勉強してきて、そろそろ数式の理解もしたいなと思っている初心者にはぴったりの本と思います。また、図と説明がしっかりしているので、あまり数式が得意でなくても、数式を見て理解が深まるという気づきが出てくるような一冊です。

らくらく図解 光とレーザー

内容(「BOOK」データベースより)

光とレーザーについて図面を多用しながらていねいに解説。重要な部分は端折ることなく、一定程度は数式を使いながら、説明します。光とレーザーをキーワードにし、光の不思議・面白い現象を光の性質・本質から謎解きし、光やレーザーの応用技術も解説します。

単行本: 196ページ
出版社: オーム社 (2006/12)
ISBN-10: 4274066681
ISBN-13: 978-4274066689
発売日: 2006/12
商品の寸法: 21 x 14.8 x 1.8 cm

目次

はじめに
第1章 光って何だろう?
1-1 春はあけぼの
●ありふれた「ひかり」とはなんでしょう
●光を探る旅
●光の速さはどのくらい?
●光の速度はどこでも誰にとっても同じ
1-2 光は粒(光子)か?(幾何光学)
●鏡の国のわたし(反射)
●お風呂の中の足は短く見える?(屈折)
●分散
●虹の仕組み
1-3 光は波(光波)か?(波動光学)
●波って何か?(波動の表現)
●ヤングの干渉実験(干渉)
●ぼやけて細かく見えない(回折)
●光の正体は電磁波(マクスウェル方程式)
●光は横に振動する(偏光)
●反射率、屈折率
●再び分散について
●電子が光を青くする(散乱)
1-4 光は量子なんだ!
●光の正体見たり?
●黒体輻射の謎
●光が電子を弾き飛ばす(光電効果)
●光は量子?!
1-5 光はどうやって生まれる?
●光は余分なエネルギー
●電球の光
●蛍光灯の光
●太陽の光
●魔法の光(シンクロトロン放射)
●レーザーの光
●エネルギーと光
1-6 光はいろいろな顔を見せる
●相対論の中での光
●電磁力を媒介する光
第2章 こんなに光は使われている
2-1 カメラレンズの進化
●レンズとは人類が手に入れた光を制御する道具
●光線追跡
●画質を悪くする収差とは何か
●こうやって綺麗な画像を手に入れる
2-2 信号にも使われるLED
●「LED」とは
●LEDの使われ方
2-3 ブラウン管に替わる平面ディスプレイ
●まずはブラウン管
●液晶ディスプレイ
●プラズマディスプレイ
●FED(電界放射ディスプレイ)
●有機EL
2-4 環境にやさしい光発電
●再生エネルギーの利用としての光発電
●広がる光発電の利用
第3章 レーザーって何?
3-1 レーザーって何だろう?
●レーザー光と自然光の違い
●レーザーの誕生と発展
●レーザーの分類
●レーザーの構造
●レーザー発振の仕組み(1)発光(レーザー媒質の役割)
●レーザー発振の仕組み(2)励起(外部エネルギーの役割)
●レーザー発振の仕組み(3)正帰還(共振器の役割)
●レーザー発振の仕組み(4)レーザー光はこのように生まれる
3-2 レーザー光の特徴
●指向性
●単色性
●可干渉性
●集光性(高エネルギー密度)
●制御性
3-3 気体レーザーの構造と仕組み
●He-Neレーザーの概要
●He-Neレーザーの外形と構造
●He-Neレーザーの励起と発振の仕組み
3-4 半導体レーザーの構造と仕組み
●半導体レーザーの構造と発光の仕組み
●半導体レーザーの励起方法
●半導体レーザーの特性
3-5 固体レーザーの構造と仕組み
●YAGレーザーの構造
●YAGレーザーの発振
3-6 その他のレーザー
●色素レーザー
●X線レーザー
●自由電子レーザー
第4章 レーザーはこんなところに使われている
4-1 進化する光ディスク
●光ディスクの種類と特徴
●CD-ROM(再生専用)の構造
●CD-R(追記型)の構造
●CD-RW(書換型:相変化)の構造
●MO/MD(書換型:光磁気)の構造
●BDとHD DVDの違い
4-2 きれいで静かなレーザープリンタ
●プリンタの進化
●スキャナの原理
●スキャナの進化
4-3 どこにでもあるICを作る半導体露光装置ステッパ
●現代生活を支えるIC
●ステッパ/スキャナとは
●ステッパの全体構造
●光源と照明部
●投影部
●位置制御にも光が使われている
4-4 レジ待ちを短縮するバーコードリーダー
●便利なバーコードシステム
●バーコードリーダーの構造
●ホログラフィとは
●ホログラフィック・スキャナ
4-5 インターネットを高速にする光ファイバ
●光ファイバによる高速化の波
●光ファイバの原理
●波長多重による高速化
4-6 より短い光を使いたい(第2高調波)
●非線形光学効果とは
●第2高調波の発生
●疑似位相整合(QPM : Quasi Phase Matching)
4-7 飛ばない光(近接場光)
●飛ばない光とは
●近接場光で測定する
●近接場光で書き込む・読み出す
●近接場光で操作する
●近接場光で加工する
参考文献
索引

 

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2020年6月12日 (金)

初期ギリシア科学―タレスからアリストテレスまで (叢書・ウニベルシタス) [単行本]

 初期ギリシア科学―タレスからアリストテレスまで (叢書・ウニベルシタス)

G.E.R. ロイド (著), Geoffrey Ernest Richard Lloyd (原著), 山野 耕治 (翻訳), 山口 義久 (翻訳)

 この本は初版が1994年ですが、増刷を重ねています。

 科学系の記事を書いていると、歴史を振り返ることがあります。多くは17世紀から19世紀あたりを調べると済むのですが、さらに突き詰めていくと、そのときに外せないのが、やはり古代ギリシャの哲学者たちのものの見方や考え方です。

 この本を一度読んでおくと、自分の知識の引き出しを増やすことができると思います。

ギリシア科学―タレスからアリストテレスまで

内容(「BOOK」データベースより)

天文学・物理学・生物学を軸に、ギリシア科学の理論と方法、探究の本質を明らかにする。

内容(「MARC」データベースより)

今日の科学文明の出発点を探る書。古代ギリシアの著述家達の注意を引きつけた科学の様々な分科の問題・理論・方法について、また彼らの試みていた探究の本質について、天文・物理・生物学を軸に論じた。

単行本: 229ページ
出版社: 法政大学出版局 (1994/12)
ISBN-10: 458800459X
ISBN-13: 978-4588004599
発売日: 1994/12
商品の寸法: 20 x 13.6 x 2 cm 

目次

第1章 背景と始まり
第2章 ミレトス派の学説
第3章 ピュタゴラス派
第4章 変化の問題
第5章 ヒッポクラテス集典の筆者たち
第6章 プラトン
第7章 前四世紀の天文学
第8章 アリストテレス
第9章 結論

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2020年6月 3日 (水)

光学機器が一番わかる

光学機器が一番わかる (しくみ図解シリーズ 9)

福田 京平 (著)

こちらも既に絶版しているようで中古品となっていますが、光学の基礎知識から光学機器の仕組みまでわかりやすくまとまった本です。下の目次を見るとわかりますが、光学機器のしくみについては幅広い範囲を対象としています。そのぶん深いところまで掘り下げた内容ではありませんが、光学機器のしくみの入門書としては一冊持っておくと良いと思います。

光学機器が一番わかる (しくみ図解シリーズ 9)

光ディスク、液晶、3Dディスプレイ、デジカメなど、今の電子製品の基礎を担うのが光学です。しかし、技術分野としては非常に重要であるにもかかわらず、光学は体系的に学ぶ機会がないようです。そこで本書では、光学の基礎知識、光学機器のしくみ、光伝送技術などをわかりやすくまとめます。

単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: 技術評論社 (2010/4/9)
ISBN-10: 4774141984
ISBN-13: 978-4774141985
発売日: 2010/4/9
商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.2 cm

目次

第1章 光の基礎
1-1 光学の歴史
1-2 光線としてみたときの光
1-3 波としてみたときの光
1-4 光は電磁波の一種…マクスウエルの方程式
1-5 電磁波の種類
1-6 偏光とは何か
1-7 粒子としてみたときの光…光の量子論
1-8 光の速さはどうやって測るのか
1-9 さまざまな光の量と単位

第2章 色と発光のしくみ
2-1 光の3原色と色の3原色
2-2 人間の目の構造
2-3 色の定量化…色彩工学
2-4 さまざまな発光現象
2-5 発光の基本原理

第3章 幾何光学
3-1 実像と虚像とは何か
3-2 焦点距離が長いレンズと短いレンズ
3-3 作図で像を求める
3-4 凹面鏡と凸面鏡
3-5 レンズのいろいろな倍率
3-6 レンズの明るさ
3-7 収差の種類としくみ
3-8 収差性能の評価と自動設計

第4章 さまざまな光学素子
4-1 鏡:もっとも身近な光学素子
4-2 さまざまなレンズ
4-3 ガラスレンズの材料と製法
4-4 プラスチックレンズの材料と製法
4-5 さまざまな曲面鏡
4-6 光学薄膜のしくみ
4-7 回折光学素子のしくみ
4-8 偏光素子のしくみ
4-9 フォトダイオードのしくみ
4-10 LED(発光ダイオード)とは何か
4-11 さまざまな照明用光源

第5章 時代を支える光学技術
5-1 レーザー光の特徴
5-2 レーザーのしくみ
5-3 レーザーの種類と分類
5-4 フェムト秒レーザー
5-5 自由電子レーザー
5-6 光ファイバーのしくみ
5-7 光通信を支える技術
5-8 フォトニック結晶とは何か

第6章 さまざまな光学機器
6-1 眼球と眼鏡とルーペ
6-2 カメラの種類と光学
6-3 カメラ用レンズのしくみ
6-4 オートフォーカスと手ぶれ補正
6-5 デジタルカメラのしくみ
6-6 その他のカメラのしくみ
6-7 光学顕微鏡の基本的なしくみ
6-8 顕微鏡によるさまざまな観察方法
6-9 光学方式以外の顕微鏡のしくみ
6-10 望遠鏡の種類と性能の比較
6-11 研究観測用大型望遠鏡
6-12 液晶ディスプレイのしくみ
6-13 プラズマテレビのしくみ
6-14 ELディスプレイとEL照明
6-15 プロジェクターのしくみ
6-16 3Dディスプレイのしくみ
6-17 ホログラフィーのしくみ
6-18 光ディスクのしくみ

 

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2020年6月 1日 (月)

わたしもファラデー  たのしい科学の発見物語

わたしもファラデー―たのしい科学の発見物語

板倉 聖宣 (著)

イギリスの化学者・物理学者のマイケル・ファラデーの生い立ち、業績とその内容について、4人の子どもと博士の対話を交えながら、わかりやすく解説しています。

巻末にファラデーの業績の年表の付録がついています。これがとても良いです。

著者は「仮説実験授業」の提唱者の板倉先生です。

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内容(「BOOK」データベースより)

ファラデーはロンドンで鍛冶屋の子として生まれました。小学校しか出ていない彼は7年間の徒弟奉公をへて一人前の製本職人に。ところが徒弟時代に知った科学の楽しさが忘れられませんでした。ファラデーはどのようにして大好きな科学への道を歩むようになったのでしょうか。数学ができなくても豊かなイメージを武器に電磁気や半導体物質など今日の社会を支える大発見を次々となしとげたファラデー。その魅力的な半生をいきいきと描く発明発見物語。

内容(「MARC」データベースより)

小学校しか出ていなくて数学ができなくても、豊かなイメージを武器に、電磁気や半導体物質など、今日の社会を支える大発見を次々となしとげたファラデー。その魅力的な半生をいきいきと描く発明発見物語。

  • 単行本(ソフトカバー): 187ページ
  • 出版社: 仮説社 (2003/11/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4773501758
  • ISBN-13: 978-4773501759
  • 発売日: 2003/11/5
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.4 cm

目次

第1章 ファラデーの生い立ち
第2章 新元素「ヨウ素」の発見に立ち会う―科学者としての第一歩
第3章 安全ランプの発明
第4章 磁力線のすばらしさの発見―世界最初のモーターの発明
第5章 電磁気の感応現象の追求―電磁誘導現象の発見
第6章 半導体物質の発見―白金の表面の不思議な現象のなぞ
第7章 磁石を近づけると逃げる物質の発見―「光も磁石に影響を受ける」ことの発見から「電波の存在」の予言まで

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2020年5月29日 (金)

相対性理論 (岩波文庫)  by アインシュタイン

相対性理論 (岩波文庫)

A. アインシュタイン (著), 内山 龍雄 (翻訳)

 アインシュタインの相対性理論に関する最初の論文です。この本の表題は相対性理論とありますが、特殊相対性理論について書いたものであり、原論文のタイトルは「動いている物体の電気力学」です。

Einstein, A.  “Zur Elektrodynamik bewegter Körper ",
Annalen der Physik 322 (10): 891-921(June 30, 1905).
原著論文(ドイツ語)
http://myweb.rz.uni-augsburg.de/~eckern/adp/history/einstein-papers/1905_17_891-921.pdf

 1905年にドイツの学術誌アナーレン・デア・フィジークの第17巻に掲載されました。20世紀始めの名著です。アインシュタインは、当時、光の媒質と考えられていたエーテルの存在を否定し、光速度不変の原理を導入します。それまで絶対的と考えれていた時間と空間が相対的なものとなりました。

アインシュタイン相対性理論.

内容(BOOK DB)

 時空概念を一変させたアインシュタイン(1879‐1955)の相対性理論。その考え方の基本はすべて、最初の論文「動いている物体の電気力学」に述べられている。この論文の邦訳に加え、一般読者の理解のために、原論文の論旨展開を忠実・平易に再現してた解説をほどこした。アインシュタインが創出した思考過程にそって相対論が理解できる得難い一冊。

文庫: 187ページ
出版社: 岩波書店 (1988/11/16)
言語 日本語
ISBN-10: 4003393414
ISBN-13: 978-4003393413
発売日: 1988/11/16
商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm

目次

まえがき

A 動いている物体の電気力学

I. 運動学の部

同時刻の定義;長さと時間の相対性;静止系から、これに対して一様な並進運動をしている座標系への座標および時間の変換理論;動いている剛体、ならびに時計に関する変換公式の物理学的意味;速度の合成則

II.電気力学の部

真空中におけるマックスウェル・ヘルツの方程式の変換、磁場内にある物体の運動に伴って生ずる起電力の性質について;ドップラー現象および光行差の理論;光線のエネルギーの変換則、完全反射する鏡に与える輻射圧の理論;携帯電流がある場合のマックスウェル・ヘルツの方程式の変換;加速度が小さい場合の電子の力学

B 解説(内山龍雄)

用語説明

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2020年5月26日 (火)

天文アマチュアのための―新版 屈折望遠鏡光学入門

新版 屈折望遠鏡光学入門―天文アマチュアのための

吉田 正太郎

この本も絶版となっており中古本しか入手できませんが、屈折式望遠鏡の仕組みについて原理からしっかりと解説されており、ガリレオ式望遠鏡やケプラー式望遠鏡などの仕組みを学びたい人にお勧めの本です。

中古本ですが高い値がついています。自分が新品を購入した値段は2,940円でした。

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内容(「BOOK」データベースより)

屈折望遠鏡の基本的な原理と、最新の技術を、できるだけ正確に、わかりやすく説明。

内容(「MARC」データベースより)

天体観測ばかりでなく、精密測角、照準望遠鏡、フィールドスコープ、双眼鏡としても広く用いられている屈折望遠鏡の基本的な原理と、最新の技術を、わかりやすく解説する。

単行本: 342ページ
出版社: 誠文堂新光社; 新版版 (2005/12)
ISBN-10: 441620518X
ISBN-13: 978-4416205181
発売日: 2005/12
商品の寸法: 20.8 x 15 x 2.8 cm

目次

1 世界史のなかの屈折望遠鏡
2 レンズ光学入門
3 屈折望遠鏡の一般光学
4 地上望遠鏡、フィールドスコープ、双眼鏡
5 光学材料
6 対物レンズ
7 接眼鏡
8 カタディオプトリック系

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