パソコン・インターネット

2022年10月 6日 (木)

バーコードの原理と仕組み①

バーコードの仕組み 

 スーパーマーケットやコンビニで買い物をするとレジで店員さんがバーコードリーダで商品についているバーコードを読み取ります。このとき商品の名前や価格などの情報が瞬時に読み取られますが、どのようにして読み取っているのでしょうか。バーコードには色々な種類がありますがここでは最も基本的な縞模様のバーコードの仕組みについて説明します。

 バーコードの縞模様を見ると細線や太線、細い空白や太い空白から成っていることがわかります。最も細い線と空白がバーコードの最小単位となっており、線が1、空白が0を意味しています。 例えば最小単位の幅を1 mmとすると、5 mm幅の線は11111、5 mmの空白は00000、5 mm幅の線と空白の繰り替えしは10101を意味します。つまり縞模様のパターンが0と1で表される二進法のデータになっているのです。

JANコード

 バーコードの二進法のデータは規格に基づいて共通化されています。日本では1977年にJAN(Japanease Article Number)が制定されました。

バーコード(JANコード)の例
バーコード(JANコード)の例

 JANコードは標準タイプで13桁、短縮タイプで8桁かなるバーコードです。使用できる文字は0~9の数字のみです。標準タイプの13桁目はッチェックデジットで12桁を設定すると自動的に付加されます。チェックデジットは数字列の誤りを検知するために付加されます。

 標準タイプと短縮タイプのそれぞれの数値の意味は次の通りです。

 (標準タイプ)13桁 

  国別コード(2桁) 企業コード(5桁) 製品コード(5桁) チェックデジット(1桁)

 (短縮タイプ)8桁

  フラグ(1桁) 企業コード(5桁) 製品コード(1桁) チェックデジット(1桁)

 上図のJANコードは4912345678904は49が日本、12345が企業コード、製品コード67890、チェックデジット4になります。

バーコードをどのようにして読み取っているのかは別の機会に説明します。

【関連記事】

バーコードの日(1952年10月7日)(バーコード特許取得の日)

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2021年3月 5日 (金)

Mac Book Pro 13 Late 2013でmacOS Big Sur 11.2.2にアップデート

 2020年11月12日にリリースされたmac OS Big Sur 11をMacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)およびMacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)にアップデートすると起動不能になり文鎮化するという重篤な問題がありました。Appleは11月19日にこの2つのMac Book Proに対するBig Sur 11.0.1(20B50)のアップデートを一時的に停止しました。12月14日にBig Sur 11.1(20C69)がリリースされ、アップデートが再開されました。

 自分は問題の対象となっているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)を使っているので、しばらくアップデートを見合わせていましたが、2021年2月9日にBig Sur 11.2.1(20D74)がリリースされた時点でアップデートを行いました。アップデートは成功し、Mac Book Proが文鎮化することはありませんでしたが、アップデートのプロセスでは何度も再起動を繰り返したり、電源が落ちたりして、かなり不安でした。順調にアップデートできたとは言えない状況で、ログイン画面が出たときにはホッとしました。この経緯は本ブログの2月11日の記事「Mac Book Pro 13 Late 2013にmacOS Big Sur 11.2をインストールしてみた」まとめてあります。

 本日、2月25日にリリースされたBig Sur 11.2.2をインストールしてみました。簡単にアップデートできるだろうと思って実行したのですが、何度も再起動を繰り返し、電源が落ちたかと思ったら突然起動したりして、なかなかインストールが終了しません。USBのスピーカーとSDカードが装着されたままだったので、そのまま取り外し、あとはMacに任せることにしました。

 プログレスバーが途中で止まったり、何度が再起動を繰り返したりして、かなり不安な状況が続きましたが、やがてプログレスバーの下部に「あと10分」と表示されてからは順調にカウントダウンが進んで「あと1分未満」となりログイン画面が表示されました。

 とりあえずは無事にアップデートが完了したので良いのですが、アップデート中に何が起きているのかよくわかりません。

 ところでAppleによると、11.2.2のアップデートの内容は下記の通りです。

「macOS Big Sur 11.2.2 では、一部の他社製の非準拠セルフパワー USB-C ハブやドックに接続した場合でも、MacBook Pro (2019 年以降のモデル) および MacBook Air (2020 年以降のモデル) が破損しないように防止できます」

 新しいMacでもこのような問題が起きているようですので、安定するまでにはもうしばらくかかりそうです。

 自分もそろそろ買い替え時期ですが、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)のデザインは気に入っているで、使える間はもうしばらくは使いたいと思っています。

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2021年2月11日 (木)

Mac Book Pro 13 Late 2013にmacOS Big Sur 11.2をインストールしてみた

 2020年11月12日にリリースされたmac OS Big Sur 11ですが、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)およびMacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)がアップデートで起動不能になり文鎮化するという重篤な問題がありました。Appleは11月19日にこの2つのMac Book Proに対するBig Sur 11.0.1(20B50)のアップデートを一時的に停止しました。12月14日にBig Sur 11.1(20C69)がリリースされ、アップデートが再開されました。

 自分が使用しているMacBook Pro はまさにこの問題の対象となっているRetina, 13-inch, Late 2013です。11.1(20C69)のリリース後、何か情報が掲載されていないか国内外のサイトを検索してみましたが、未だ問題が発生する可能性も否定できないという見解のサイトが多数ありました。Mac Book Proが文鎮化すると多大な影響が出るためアップデートを見合わせることにしました。OSが壊れて起動しなくなるというのであれば再セットアップができますが、文鎮化すると何もできません。

 2021年2月1日の11.2(20D64)のリリース後、再びインターネットで情報を探してみましたが、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)での成功事例を見つけることができなかったので、もうしばらく様子を見ることにしました。その後も継続して情報を探していましたが、この問題が発生したという報告が次第に少なくなってきました。

 2月9日に11.2.1(20D74)がリリースされた時点でアップデートを決断し、問題が発生したときに備えるため、重要なデータをバックアップするなどの準備を行いました。2月10日の17:00頃からアップデートを開始しました。

 アップデートを開始すると、11.2.1(20D74)ではなく11.2(20D64)のダウンロードが始まりました。11.2.1(20D74)は差分なので11.2(20D64)が必要なのでしょう。

 ネットワーク環境にもよりますが11.2(20D64)のダウンロードには1時間以上かかりました。やがてアップデートが始まり、Macが再起動となりました。しばらく真っ暗な画面となり、かなり不安を感じましたが、Appleのロゴマークが表示されました。どやら文鎮化の問題は避けられたようです。ロゴマークの下にプログレスバーが表示され、その下に「あと29分」というようなメッセージが表示されました。

 あとはmac OSの起動を待つだけなので一安心と思っていたら、画面が真っ暗となりMacの背面のロゴのライトが消灯してしまいました。電源が落ちたのかと思って電源ボタンを押したところ、Macが起動しロゴマークが表示されました。さきほどと同様にプログレスバーが表示されましたが、今度は「あと○分」というメッセージは表示されませんでした。プログレスバーがある程度進んだところで、再び画面が真っ暗となり、ロゴのライトが消灯しました。今度は電源ボタンを押すことなく、しばらく待っていたところ、Macが起動を開始しました。同様にプログレスバーが表示され、また画面が真っ暗になります。どうやら再起動を繰り返しているようです。

 帰宅する時間になったため仕方がないので電源が落ちた状態でMacをカバンに入れました。ロゴとプログレスバーが表示されるので、帰宅したらSMCリセットやPRAMリセットをすると起動するのではないかと期待しつつも、これは駄目かもしれないと覚悟を決めました。

 およそ30分後、家に戻ってMacを開くと、電源を落としていたはずなのにログイン画面が表示されていました。ログインするとアップデートの作業が始まり、Macは問題なく立ち上がったのです。SMCリセットもPRAMリセットもしていません。

 再起動を繰り返すということはカーネルパニックなどの問題が起きてる状態と思いまいますが、再起動のたびに問題解決を試みていたのかもしれません。最初に再起動を繰り返したときに、そのまま放置していれば問題が解決されて起動できたのかもしれません。

 その後、11.2.1(20D74)のアップデートを行いました。ここでも数回再起動していましたが、Macに任せて放置しておいたところ無事にアップデートが終了しました。

 結果としてMacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)をmacOS Big Surにアップデートすることに成功しましたが、その過程はハラハラ・ドキドキするものでした。

 実際にアップデートをしたときに同じ状況になった人の参考になれば幸いです。

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2020年8月28日 (金)

Color Images|白黒写真をカラー写真にするアプリ

 昭和時代に撮影した白黒写真がたくさんあります。白と黒の諧調からなる白黒写真は味わい深いのですが、カラーだったらどんな写真に仕上がっていたのかも気になります。昔であれば、職人さんが白黒写真に色をつけていくのですが、今はAIで色をつけることができるソフトウェアが多数あります。スマホのアプリにもないかなと思って検索してみたところ、Color Imagesというなかなか優れもののアプリを見つけました。

Google Play Color Images

Colorimages

 カラー化したい白黒写真を選ぶだけでカラー写真ができあがります。何色なのかわからないものはAIが判断して着色しているのだと思いますが、ほとんど違和感がありません。

 試しに何枚かカラー化してみました。

まずは浅草の中店通りの親子の写真です。着物の色が本当かどうかわかりませんが、まったく違和感ありません。

Photo_20200828171801
浅草中店通りの親子(1964年頃)

 次は銀座の並木通り。これも看板が本当の色と比べてどうなのかわかりませんが、昭和の銀座っぽい看板の明かりに仕上がっているように思います。ショーウィンドウの中も、親子?2人も違和感なくカラー化されています。

Photo_20200828173801
銀座並木通り(1964年頃)

 他にも白黒写真がたくさんあるので、またアップします。

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2012年7月13日 (金)

次世代のタッチスクリーンはこうなる?

いろいろなメーカーが次世代のタッチスクリーンがどのようになるかというコンセプトを出しています。

次の映像は3Mのフレキシブル透明タッチスクリーンのコンセプトです。これが見ている人に未来を想像させるような作りになっており、とても良くてきています。

3M Flexible Transparent Touchscreen Concepts

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2012年6月19日 (火)

高エネルギー可視光線 - 用語

最近、パソコンの使用時に透明なメガネをかけている人が多くなってきました。

パソコンのディスプレイがCRTだった頃、静電気で飛沫する微粒子から眼を守るために、メガネをかけましょうというのがありましたが、LCDが主流になってからは、眼を守るためにメガネをかけるということはなくなりました。

どうして、最近になって、メガネをかける必要が出てきたかというと、LCDのバックライトがハ白色LEDに変わったからです。白色LEDは青色LEDと、その青色LEDの光で励起されると黄色い光を出す蛍光体を組み合わせたものです。ですから、白色LEDが出す光には波長が短くてエネルギーの高い青色光がたくさん含まれています。

眼科の分野では、可視光線のうち波長380 nmから530 nmまでの光のことを、高エネルギー可視光線(HEV light, High-Energy Visible light)と呼び、青色光網膜障害の原因となるとされています。最近では、白色LEDが使われる例が増えていますので、眼が長時間青色光にさらされる機会が増えています。

パソコンのLCDディスプレイは、眼から近い位置で使うことが多く、また、画面を凝視する時間が長いので、眼が青色光に長時間暴露されます。そこで、眼を守るために、高エネルギー可視光線の波長領域の光をカットするメガネが使われるようになっているのです。

Bluelight

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2012年6月 1日 (金)

レーザー光線で空間に高解像度で3D表示

この映像はレーザー光線を使って空間に5万点のドットを表示して映像を映し出す装置です。最初は幾何学模様のような3D画像が出ていますが、後半は魚やマスクの映像などが出てきます。

このように空中に映像を投影して360度どこからでも見えるような装置があると面白いですが、なかなかテレビのような綺麗な映像を出すには至らないようです。

任意の空間に5万点のドットを表示可能な3D表示技術 #DigInfo

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2012年4月18日 (水)

Chrono Zoom 宇宙の歴史137億年の年表を表示するサイト

Chrono Zoomは、Microsoft Research、モスクワ大学、カリフォルニア大学が作成した宇宙の歴史137億年を年表として見せてくれるWebアプリケーションです。

Chrono Zoom
http://www.chronozoomproject.org/

サイトにアクセスすると次のような画面が表示されます。

年表はもちろん宇宙創成、ビッグバンから始まります。

Chronozoom1

左側の一番下の赤色のアイコンがビッグバンです。このアイコンをクリックすると次のように、ビッグバンの詳細が表示されます。

Chronozoom2

次は太陽系が誕生した頃の年代です。

Chronozoom

惑星の情報なども参照することができます。

Chronozoom3

これはなかなか面白いです。年表の中にいろいろな写真や映像や解説が入っています。

下記の映像を見てみると、人間の歴史とか、アメリカ合衆国の歴史なども出てきます。

大きな年表の中にたくさんのカテゴリの歴史が入っています。無限の年表システムになりそうです。

Chrono Zoom Project

マイクロソフトが販売していた百科事典ソフトウェアのエンカルタにも確か同様な機能の年表がついていたと思います。

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2012年4月 5日 (木)

Googleのスカウターを開発中 Project Glass

Googleがメガネ型の端末を開発しています。現在、存在する道具で言うとヘッドマウントディスプレイです。このメガネをかけると視界の中に様々な情報が表示されるようになり、生活や行動を援助してくれます。

天気情報が表示されたり、GPSのマップが表示されたりします。現在、私たちが携帯電話やスマートフォンで得ている情報がリアルタイムに視界に飛び込んでくるようなメガネです。

これを見ると、普段の生活の中では情報過多で嫌になりそうです。初めて訪れる場所に行くとき、トレッキングをしているとき、何らかの作業をしているときなどにはかなり便利なツールだと思います。

Project Glass: One day...

ターミネータの視界のような感じになるでしょう。

Terminator view

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2012年2月29日 (水)

新型のiPadはau by KDDIからも発売される見通し

 Appleが3月7日に発表する予定の新型iPadはau by KDDIからも販売されるようです。これまで、携帯電話回線で使用可能なiPadはソフトバンクが独占的に販売してきましたが、これで日本ではiPhoneと同様に2社からの販売となります。

 通信料の価格競争などが起きると思います。これは消費者にとって良いことだと思います。

 iPadやiPhoneというとバッテリーの交換ができないという問題があります。このあたりを解決できるようなビジネスモデルを考えることができれば、そちらが競争に勝つでしょう。

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