フェラーリの赤色「ロッソ・コルサ」とフェラーリ 365 GTB 4 デイトナ
スーパーカーで有名なフェラーリの色と言えば赤色を思い出す人が多いと思います。フェラーリの赤色はとても印象深い色をしています。イタリアン・レッドと呼ばれることも多いのですが、この赤色は正式にはレーシング・レッドという意味の「ロッサ・コルサ」(Rossa Corsa)」という色名です。「ロッサ・コルサ」は古くからイタリアのレーシングカーが国際レースで採用していた色です。イタリア語でRossaは赤色を意味し、Corsaはレースを意味します。
写真はロッサ・コルサのフェラーリ 365 GTB 4 デイトナ(Ferrari 365 GTB 4 DAYTONA)です。デイトナは1968年に発表されたスポーツカー(グランツーリスモ)です。クーペのGTBモデルとスパイダーのGTSモデルがあります。365が意味するところのV12の代表的なモデルでしたが、365BBの登場によって1974年に生産中止となりました。フェラーリ365BBの色も「ロッサ・コルサ」が人気となりました。
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