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2020年5月18日 (月)

ピッカリコニカ コニカC35EF

 ピッカリコニカことコニカC35EFはコニカ(旧小西六、現コニカミノルタ )が1975年に販売したエレクトロフラッシュ(ストロボ)内臓のカメラです。写真は1976年に発売された改良型のコニカニューC35EDです。コニカC35EFにセルフタイマーを搭載(レンズ左側のレバー)されたものです。

ピッカリコニカ コニカC35EF

 エレクトロフラッシュが復旧する前は、ストロボと言えば、ストロボバルブ(閃光電球)で、撮影ごとに電球の交換をする必要があるなど、素人には扱いにくいものでした。電球の交換も不要で何度でも使えるエレクトロフラッシュの登場により、カメラのフラッシュが一般の人でも簡単に使えるようになりました。

 この便利なエレクトロフラッシュをカメラに内臓したのが、コニカCF35EFです。カメラにフラッシュが内臓されたことにより、暗いところでも簡単に撮影できるカメラとして、ピッカリコニカという愛称で大ヒットしました。

コニカC35EFの主な仕様

レンズ ヘキサノン38 mm F2.8 3群4枚
シャッタースピード 1/60秒 1/125秒 自動切換※
絞り 2.8〜16
露出 プログラムAE方式
ピント調節 目測式 1m〜無限遠
内臓ストロボ GN14(ISO100)

※コニカニューC35EFでは1/250秒が搭載された。

 なお、コニカC35EFが世界初のストロボ内臓カメラという説明をよく見かけますが、世界初のストロボ内臓カメラドイツのフォクトレンダー社のビトローナというカメラです。コニカC35EFが発売される10年以上の前の1964年に発売されています。ビトローナはストロボは内臓だったのですが、電池ケースとコンデンサーが外付けだったため、使い勝手はあまりよくありませんでした。そのため、世界初のストロボ内臓カメラにもかかわらず、それほど復旧しませんでした。コニカC35EFは、世界で初めてもっとも普及したストロボ内臓カメラとは言えるでしょう。

 もともとコニカC53は1968年に発売がされていますが、いろいろと機能が追加されC53シリーズは進化していきました。1983年に終売となっています。当初のコニカC53シリーズのボディは金属製でしたが、C35EFの開発において感電事故が起きたため、ボディがプラスチック製となりました。

 現在、コニカC35EFはジャンク品をよく見かけます。ヤフオクでは完動する良品も出ることもあるようです。

ピッカリコニカ コニカC35EF

写真のコニカニューC35EFは実際に使っていたものです。フィルムを入れての撮影は最近は行っていませんが未だ使えるはずと思います。

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