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2013年1月

2013年1月29日 (火)

美しき透明なバイカル湖

 ロシア南東部のバイカル湖は世界で最も深い湖で、その深さは1,642 メートルもあります。その深さにより、バイカル湖は貯水量は世界最大で23万キロ立法メートルもあります。地球上に存在する淡水の20パーセントがバイカル湖に存在すると考えられています。

大きな地図で見る

 そして、バイカル湖は世界最高の透明度を誇る湖です。ダイビングの様子を撮影した映像を見てみると、確かに遠くまで見通せます。

Baikal Techno

その透明度の高いバイカル湖が冬になって凍ると、これまた透明度の高い氷ができ、氷の下に広がる世界が綺麗に見えるのです。

Man Films Amazing Walk Across World's Deepest Frozen Lake

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2013年1月 8日 (火)

虚像だけが残る不思議な鏡

またしても、Richard Wiseman氏の映像です。鏡の前にいろいろな物体が置いてあります。もちろん、鏡の中にはそれらの物体の姿が映っています。

バナナを手で隠して、バナナから手を離すと、不思議なことに手前の物体のバナナが消えてしまいます。ところが、鏡の中の虚像のバナナはそのまま残っています。

The Vanishing

これはどういうトリックなのでしょうか?

個人的には手前のバナナを消し去る方がすごいように思います。

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2013年1月 5日 (土)

シソの葉の色

シソは漢字では紫蘇と書きます。シソは古くから薬草として使われ、紫の蘇る薬草ということから、紫蘇と呼ばれるようになりました。北海道の焼酎に鍛高譚という紫蘇の焼酎があります。これも紫蘇の薬効に関する北海道の民話に由来します(鍛高譚の由来)。

私たちが食用にしているシソには赤色の葉のアカジソと、大葉とも呼ばれている緑色の葉のアオジソがあります。アカジソとアオジソはシソ科の仲間ですが、品種は異なります。

私たちが梅干しなどでシソの色と認識しているのは、アカジソの色です。アカジソにはアントシアニン系のシソニンという色素が含まれています。この色素が梅の実を梅干し独特の紅色に染めます。なお、アオジソにはシソニンは含まれていません。

アントシアニンは多くの植物がもっている色素です(花の色はいろいろ)。アントシアニンは次のような化学構造をもつアントシアニジンが糖と結合したものです。アントサニジンはR~Rの置換基が変わることによって、さまざまな種類があります。

Photo

例えば、置換基がOH基であるアントシアニジンのペラルゴニジンは赤色、シアニジンは赤紫色、デルフィニジンは紫赤色をしています。

アントシアニンの化学構造と色の関係
Pelargonidin

また、アントシアニンは、pH によって化学構造に変化が生じ、色調が変化します。酸性条件下では赤色、アルカリ性条件下で青色を呈します。

梅干しを漬けると、酸性の梅酢ができます。すると、アカジソに含まれるアントシアニンが赤色に変化します。梅の実はその色で染められることになります。

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2013年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます

明けまして、おめでとうございます。

よき新春を迎えられたことと、謹んでお喜び申し上げます。

昨年は大変お世話になりまして、ありがとうございました。

皆様に幸多き年となりますように。

今年もよろしくお願い致します。

新しい時代の幕開けは・・・

2001 A Space Odyssey Opening in 1080 HD

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