ガリレオ・ガリレイの新科学対話 (上)(下)
新科学対話 上 (岩波文庫 青 906-3)
新科学対話 下 (岩波文庫 青 906-4)
なかなか入手が難しかったのですが、だいぶマーケットプレイスにも出品されるようになりました。
新しい科学者、古い哲学者および市民階級を代表する3人のイタリア市民が、機械学や運動の理論について論じあう形式をかりて、ガリレイはアリストテレスの自然哲学等を批判する。近代科学の基礎概念がどのようにして生まれ、どのように発展してゆくかが生きいきと描かれている科学史上の貴重な著作です。
ガリレイは1937年に失明しています。この著作は大気圧の研究で有名な弟子のエヴァンジェリスタ・トリチェリが筆記を行いました。 地動説による宗教裁判のため、ガリレイの著作はイタリアで出版することはできなかったのですが、この著作はオランダで出版されました。ガリレイの原稿が勝手に持ち出されたということにして出版したようです。
【上巻】
文庫: 209ページ
出版社: 岩波書店 (1995/10)
ISBN-10: 4003390636
ISBN-13: 978-4003390634
発売日: 1995/10
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
【下巻】
文庫: 224ページ
出版社: 岩波書店 (1995/10)
ISBN-10: 4003390644
ISBN-13: 978-4003390641
発売日: 1995/10
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
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