月の満ち欠けの仕組み(図解 わかりやすく)
最終更新日:2026年2月5日
「月の満ち欠け」が起こる天文学的な理由
月の満ち欠けは月が地球の衛星であり太陽光を反射しているため起こります。月と太陽の位置関係によって太陽光に照られる部分が異なるため私たちが見ている月の形が変わります。次の図は地球の北極側から月の公転の様子を描いたものです。太陽のある側の月の表面が光を反射して明るくなります。
- 月が満月の位置にあるときは、地球から見える月の表面全体に光があたりますので、月全体が光り輝いて見えます。
- 月が新月の位置にあるときは、地球から見える月の表面全体に光はあたりませんので、月は見えません。
- その他の位置では、地球から見える月の表面の一部分にしか光があたりませんので、三日月に見えたり、半月に見えたりします。
月の満ち欠けは月の表面で反射した太陽光が地球に届くことによって見えます。光そのものの性質や、私たちが色を感じる仕組みについては、こちらの**『光の三原色と色の三原色の違い』**で詳しく解説しています。」
月の満ち欠けが見えるのは太陽光が月面で反射し私たちの目に届くからです。しかし、なぜ私たちはその光を色として認識できるのでしょうか。私たちが色を感じる仕組みについては次のページで解説しています。
月が地球のまわりを1周しても「満ち欠け」が終わらない理由
月は地球のまわりを約27.3日かけて1周しています。これを月の公転といいます。ところが月が地球のまわりを1周しても最初の見え方とは同じなりません。これは地球も太陽の周りを公転しているからです。月の満ち欠けは太陽の光の当たり方と地球から見え方で変わります。地球の公転によって太陽の方向が少し変わるため月の満ち欠けの周期は29.5日になります。
皆既日食と皆既月食
皆既日食は月が新月の位置にあり、太陽が月ですっぽりと隠されてしまう状態のことです。皆既月食は月が満月の位置にあり、月が地球の影ですっぽりと隠されてしまう状態のことです。
よくある質問(FAQ)
Q:月の満ち欠けの周期が29.5日なのはなぜですか?
A:月が地球の周りを公転する周期は約27.3日ですが、その間に地球も太陽の周りを公転しているため、太陽・月・地球の位置関係が元に戻るまでには約29.5日かかります。
Q:新月と満月の違いは何ですか?
A:月が太陽と同じ方向にあるときが新月(地球から見て月の裏側に光が当たっている状態)、月が太陽と反対側にあるときが満月(地球から見える面に光が当たっている状態)です。
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