床と壁がわからなくなる錯覚をさせる? スパイダーキャット
レーザーポインタの光の点を追いかける黒猫です。猫がごく普通にじゃれているように見えますが、実はこの猫の正体はスパイダーキャットだったのです。
その正体は次の影像を見るとわかります。
Poobs the cat a laser pen and carpet wall.
これだけ見事だと、錯覚で床と壁がわからなくなりますw
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レーザーポインタの光の点を追いかける黒猫です。猫がごく普通にじゃれているように見えますが、実はこの猫の正体はスパイダーキャットだったのです。
その正体は次の影像を見るとわかります。
Poobs the cat a laser pen and carpet wall.
これだけ見事だと、錯覚で床と壁がわからなくなりますw
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玄関ポーチの屋根の上に猫を発見。
カメラを向けたらこちらをじっくり見ていました。
上から目線だから逃げる気配まったくなしです。
猫の目がよく光るのは、網膜の構造によります。猫のような夜行性の動物は網膜の光を感じる細胞の裏側が反射板(脈絡壁板)のようになっています。
視細胞を通り抜けた光は、反射膜ではね返って、またこの光が視細胞を刺激します。このため、夜行性の動物は暗闇でも目が良く見えるようになっています。
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深海に生きる生物には、体が透明だったり、光を発したり、面白い特徴をもつものがたくさんいます。この映像はそのような深海の生物をカメラでとらえたものです。
Deep Sea Creatures - Nature's Microworlds - Episode 11 Preview - BBC Four
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先日、稲妻のような光を放つウコンハネガイという貝を紹介しましたが、今日は虹のような光を放つクシクラゲの仲間を紹介します。クシクラゲは、名前にクラゲがつきますが、クラゲの仲間ではなく、有櫛動物です。
このクシクラゲはオーストラリアのタスマニア島で発見された新種の有櫛動物です。足の部分に繊毛が生えているのですが、この部分が虹色に光ります。ウコンハネガイと同様、このクシクラゲは自ら発光しているわけではありません。繊毛が光を反射しているだけです。光が色づいているのは、繊毛によって、光の回折と干渉が生じているためでしょう。つまり、CDやDVDなどの表面が虹色に見える仕組みと同じです。しかも、繊毛が動いているので、色がつぎつぎと変化し、とても綺麗に見えます。
最近は手軽に海中で動画を撮影できるようになっているため、こうした新種が見つかりやすくなっています。
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南の海の珊瑚礁に生息しているウコンハネガイが真っ白な貝殻に真っ赤な触手をもつまるで綺麗な花のような姿をしたカイです。
しかし、ウコンハネガイの最大の特徴は、次の映像で示すように、外套膜がまるで稲妻が走るかのように青白く光るということです。
ウコンハネガイは、青白く光るといっても、自ら発光しているわけではありません。外套膜に光をよく反射する細胞があり、この細胞が反射する光が稲妻のように見えるのです。どのような仕組みで稲妻のように光を反射するのかは未だ解明されていないようです。
自ら光を出すわけではありませんから、光を当てないと稲妻の光は見えません。光が当たると、自分の位置を知らせてしまうことになります。
真っ暗な海中の中で、この細胞がどのような役割を果たしているのかも、よくわかっていないようですが、光のショーでダイバーたちを楽しませているのは間違いないようです。
こちらは新江ノ島水族館に展示されている個体の映像です。
海のクリスマス - Christmas of the sea
こちらは沖繩美ら海水族館に展示されている個体の映像です。
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シソは漢字では紫蘇と書きます。シソは古くから薬草として使われ、紫の蘇る薬草ということから、紫蘇と呼ばれるようになりました。北海道の焼酎に鍛高譚という紫蘇の焼酎があります。これも紫蘇の薬効に関する北海道の民話に由来します(鍛高譚の由来)。
私たちが食用にしているシソには赤色の葉のアカジソと、大葉とも呼ばれている緑色の葉のアオジソがあります。アカジソとアオジソはシソ科の仲間ですが、品種は異なります。
私たちが梅干しなどでシソの色と認識しているのは、アカジソの色です。アカジソにはアントシアニン系のシソニンという色素が含まれています。この色素が梅の実を梅干し独特の紅色に染めます。なお、アオジソにはシソニンは含まれていません。
アントシアニンは多くの植物がもっている色素です(花の色はいろいろ)。アントシアニンは次のような化学構造をもつアントシアニジンが糖と結合したものです。アントサニジンはR1~R7の置換基が変わることによって、さまざまな種類があります。
例えば、置換基がOH基であるアントシアニジンのペラルゴニジンは赤色、シアニジンは赤紫色、デルフィニジンは紫赤色をしています。
また、アントシアニンは、pH によって化学構造に変化が生じ、色調が変化します。酸性条件下では赤色、アルカリ性条件下で青色を呈します。
梅干しを漬けると、酸性の梅酢ができます。すると、アカジソに含まれるアントシアニンが赤色に変化します。梅の実はその色で染められることになります。
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ニューブリテン、パプアニューギニアなどに虹色のユーカリの木の仲間が生息しているそうです。表面の樹皮が向けると、緑色の内樹皮が現れ、その樹皮が時間の経過とともに色づくのだそうです。色がつくのは紅葉と同じような仕組みとのことです。緑色の色素が時間の経過とともに分解して変色するのだろうと思います。
この木はパルプや紙の製造にも使われ、フィルピンでは植林されているそうです。
こちらが虹色の木の映像です。
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この大きな半透明の口のような体をもった生物はホヤの仲間で、その名前はオオグチホヤといいます。
口のように見える部分は入水孔で、口ではありません。この入水孔から海水と一緒にエサを取り込みます。
あくまでも入水孔なので、エサを見つけてバクバクと食べているというわけではありませんが、唇のついた口にも見えるので、ガブガブと食べているように見えてしまいます。
映像ではかなり大きそうに見えますが、体長は15センチメートル前後です。
Predatory tunicate - The Blue Planet - Episode 2, "The Deep"
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ウニというとイガイガの姿を思い出しますが、ウニは最初からあのような形だったわけではありません。ウニの幼生はとても綺麗な姿をしています。この映像は、ウニの成長を通して、海中で生きる生物の透明な幼生たちを紹介してくれます。
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水中から空気中の木の枝に止まっているホタルを水鉄砲で狙い撃ち。
テッポウウオは水の中から目で空気中の獲物に狙いを定めて水鉄砲を撃ちます。光は空気中から水中に入るときに、境界面で屈折して折れ曲がりますから、水中にいるテッポウウオから見える獲物の位置は、実際に獲物がいる位置とはずれているはずです。
屈折の影響を最も少なくするためには、獲物の真下に移動し、水中から獲物に対してほぼ垂直に狙いを定めて水鉄砲を撃つことです。
では、すべてのテッポウウオがそのようにして獲物を捕らえているかというと、そうでもありません。やはり、屈折を計算して獲物に狙いを定めて打ち落とすこともできるようです。
テッポウウオがどうして水中から獲物を狙い撃ちできるか、実験した研究者がいます。その研究結果によると、この能力は先天的なものではなく、経験に基づく訓練の賜物のようです。
Science / Fish Eyes Don't Lie
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2004/09/07-01.html
下記の論文によると、テッポウウオは訓練を重ねると、なんと移動する獲物でさえ、予測して狙い撃ちできるようになるとのこと。
また、訓練を重ねたテッポウウオの狙い撃ちを、別の個体に見せると、その個体は訓練しなくても狙い撃ちが上手になるという結果も出ています。
Animal cognition: how archer fish learn to down rapidly moving targets.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16488871?dopt=Abstract
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