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2012年7月12日 (木)

ホタルを捕らえるテッポウウオ

水中から空気中の木の枝に止まっているホタルを水鉄砲で狙い撃ち。

Archer Fish

テッポウウオは水の中から目で空気中の獲物に狙いを定めて水鉄砲を撃ちます。光は空気中から水中に入るときに、境界面で屈折して折れ曲がりますから、水中にいるテッポウウオから見える獲物の位置は、実際に獲物がいる位置とはずれているはずです。

屈折の影響を最も少なくするためには、獲物の真下に移動し、水中から獲物に対してほぼ垂直に狙いを定めて水鉄砲を撃つことです。

では、すべてのテッポウウオがそのようにして獲物を捕らえているかというと、そうでもありません。やはり、屈折を計算して獲物に狙いを定めて打ち落とすこともできるようです。

テッポウウオがどうして水中から獲物を狙い撃ちできるか、実験した研究者がいます。その研究結果によると、この能力は先天的なものではなく、経験に基づく訓練の賜物のようです。

Science / Fish Eyes Don't Lie
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2004/09/07-01.html

下記の論文によると、テッポウウオは訓練を重ねると、なんと移動する獲物でさえ、予測して狙い撃ちできるようになるとのこと。

また、訓練を重ねたテッポウウオの狙い撃ちを、別の個体に見せると、その個体は訓練しなくても狙い撃ちが上手になるという結果も出ています。

Animal cognition: how archer fish learn to down rapidly moving targets.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16488871?dopt=Abstract

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