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2012年6月

2012年6月30日 (土)

色覚チェックができるサイト

オンラインで色覚のチェックをすることができるサイトがあります。

Online Color Challenge
http://www.xrite.com/custom_page.aspx?pageid=77&lang=

このサイトにアクセスすると、次のような色のタイルが4行並んだ画面が出てきます。

1

各行ごとに色タイルをマウスでドラッグ&ドロップして移動し、色のグラデーションを完成させます。次のような感じです。

2

4行全部そろえたら、下部の[Score Test]というボタンをクリックします。すると、次のような結果が表示されます。

3

年齢と性別を入れるとテキストで結果が表示されます。

4

ずいぶんいい加減に確認しながらさっさとやってみたところ、スコア12でした。

えっ、駄目か?と思ったのですがスコアは低い方が良いとのことで、この値だとまったく問題ないようです。

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2012年6月29日 (金)

虹色に輝くトランスルーセントグラスキャット

透明人間現る 透明人間になるおはなし(1)で透明な体のトランスルーセントグラスキャットを紹介しました。このグラスキャットフィッシュの体が虹色に色づいている映像がありました。

映像の解説には単純に光の反射によるもの(The rainbow glow on the fish is just a refection of the lights./ refectionはreflectionのタイプミスと思います)と書いてありますが、構造色が見えているのでしょうか。

CLEAR Transparent Fish WTF

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科学と仮説 by ポアンカレ

科学と仮説 (岩波文庫)

アンリ・ポアンカレ著

光を伝える媒質エーテルの否定や、ニュートンの絶対空間と絶対時間からアインシュタインの特殊相対性理論を調べていて、再び読み始めました。

この本の原著は1902年にフランスで出版された「 La Science et l'hypothèse(科学と仮説)」です。当時の最先端の物理学を仮説や思考実験からわかりやすく紐解いていく一冊です。特殊相対性理論について勉強するときに読んでおきたい一冊です。

【説明(岩波ブックサーチャー)】

本書は科学の諸部門に通達したポアンカレの根本思想を示したもので,数学・物理・心理・論理等,科学と哲学とにわたり,科学思想を扱った論著に広く利用されている.科学とは何か,その基礎は何かというような大きな問題とともに,数学の推理と碁・将棋の推理との違い,感覚と幾何学との連関,波動説と粒子説との関係をも説く.

文庫: 296ページ
出版社: 岩波書店; 改版 (1959/01)
ISBN-10: 4003390210
ISBN-13: 978-4003390214
発売日: 1959/01
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm

目次

序文
第一篇 数と量
  第一章 数学的推理の本性
  第二章 数学的量と経験
第二篇 空間
  第三章 非ユークリッド幾何学
  第四章 空間と幾何学
  第五章 経験と幾何学
第三篇 力
  第六章 古典力学
  第七章 相対的運動と絶対的運動
  第八章 エネルギーと熱力学
第四篇 自然
  第九章 物理学における仮説
  第十章 近代物理学の理論
  第十一章 確率論
  第十二章 光学と電気学
  第十三章 電気力学
  第十四章 物質の終わり

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2012年6月27日 (水)

月の運動から地球の質量を求める 地球の重さはどのようにしてはかる(2)

月の運動から地球の質量を求める

 月は万有引力によって地球に引き寄せられながら、地球のまわりをぐるぐると回っています。月と地球の間の距離がほぼ一定に保たれているのは、月にかかっている遠心力と引力が釣り合っているからです。これは遠心力と万有引力が等しいことを意味しています。

2

 いま質量mの物体が円運動をしているとき、その物体に働く遠心力Fは(5)式で表すことができます。

 ここで、ωは角速度、rを回転半径です。角速度ωは物体の速度をvとすると(6)式で求めることができます。

 (6)式を(5)式に代入すると、(7)式となります。

 遠心力と引力が釣り合うということは(7)式が(1)式と等しくなるということですから、(8)式が成り立ちます。

 (8)式のMは地球の質量です。rは月と地球の間の距離(384400000 m)、Gは6.67428×10-11 m3/kg・s2ですから、月の回転速度vがわかればMを計算で求めることができます。月は地球のまわりを約27.32日で公転しています。月の軌道の円周は2πrで求めることができますから、月の回転速度を求めると

となります。これを(8)式に代入すると、地球の質量Mはは約6×1024 kgとなり、6000000000兆トンとなり、地球上の物体に働く重力から地球の質量を求める 地球の重さはどのようにしてはかる(1)の計算結果と一致します。

 この方法を使うと、地球の運動から太陽の質量を求めることも可能です。

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Google Chart APIを使って数式を書く方法
http://webbackwriter.blogspot.jp/2012/06/google-chart-api.html

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2012年6月26日 (火)

大自然が作る虹

太陽を背に霧を吹くと、虹を作ることができます。

太陽を背に鯨が潮を吹くと・・・一瞬ですが綺麗な虹ができました。

Whalerainbow

この動画はこちらです。

Whale Rainbow.mpg

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2012年6月25日 (月)

地球上の物体に働く重力から地球の質量を求める 地球の重さはどのようにしてはかる(1)

 地球などの天体の質量を量ることができる秤は存在しませんが、地球の質量はイギリスの物理学者アイザック・ニュートンが発見した「万有引力の法則」を使って計算で求めることができます。

万有引力とは

 ニュートンの伝記に「リンゴが木から落ちるのを見て、万有引力を発見した」という有名な話があります。このリンゴの話は逸話とされていますが、ニュートンが発見したことは、地球上にある物体が重力に引かれて落下する現象と天体の運動は同じ原理に基づいているということでした。つまり、ニュートンは、引力は質量をもつ万物の間に生じる力であるという「万有引力の法則」を発見したのです。

 万有引力の法則は「質量をもつ2つの物体間に働く引力は、2つの物体の質量に比例し、2つの物体の重心間の距離の2乗に反比例する」というもので(1)式で表すことができます。

 ここでFは万有引力(単位N:kg・m・s-2)、Gは万有引力定数(6.6742810-11 m3/kg・s2)、Mとmは2つの物体の質量、rは物体間の距離です。

1

地球上の物体に働く重力から地球の質量を求める

 (1)式において、Mを地球の質量、rを地球の半径Rとすると、地球上で地球と物体の間に働く万有引力Fは(2)式で表すことができます。

 一方、質量mの物体に働く重力Fは重力加速度(9.80665 m/s2)をgとすると(3)式で表すことができます。

 (2)式と(3)式のFは等しいので、(4)式が成り立ちます。

(4)式のgに9.80665 m/s2、Rに6378000 m、Gに6.67428×10-11 m3/kg・s2を代入すると、地球の質量Mは約6×10^24 kgとなります。単位をkgからtに直すと、1 t=1000 kgですから6×1021 t、兆は1012ですから、6000000000兆トンとなります。

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数式は下記の方法で記載しています。

Google Chart APIを使って数式を書く方法
http://webbackwriter.blogspot.jp/2012/06/google-chart-api.html

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2012年6月24日 (日)

色温度 - アイちゃんのなるほどライティング

岩崎電気のホームページに「アイちゃんのなるほどライティング」というサイトがあります。

アイちゃんのなるほどライティング
http://www.iwasaki.co.jp/info_lib/lighting/

色温度についてわかりやすく解説してくれる映像です。

色温度 - アイちゃんのなるほどライティング

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2012年6月23日 (土)

影絵 白と黒の世界

人間の手だけで作った影絵の映像ですが、白と黒と手の形だけで引き込まれるような世界を作り出しています。

Photo

しゃれた映像だなと思ったら、最後に。なるほど、ある会社のCMでした。

Shadow Hands!!!!! Amazing!!!!!!

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2012年6月19日 (火)

高エネルギー可視光線 - 用語

最近、パソコンの使用時に透明なメガネをかけている人が多くなってきました。

パソコンのディスプレイがCRTだった頃、静電気で飛沫する微粒子から眼を守るために、メガネをかけましょうというのがありましたが、LCDが主流になってからは、眼を守るためにメガネをかけるということはなくなりました。

どうして、最近になって、メガネをかける必要が出てきたかというと、LCDのバックライトがハ白色LEDに変わったからです。白色LEDは青色LEDと、その青色LEDの光で励起されると黄色い光を出す蛍光体を組み合わせたものです。ですから、白色LEDが出す光には波長が短くてエネルギーの高い青色光がたくさん含まれています。

眼科の分野では、可視光線のうち波長380 nmから530 nmまでの光のことを、高エネルギー可視光線(HEV light, High-Energy Visible light)と呼び、青色光網膜障害の原因となるとされています。最近では、白色LEDが使われる例が増えていますので、眼が長時間青色光にさらされる機会が増えています。

パソコンのLCDディスプレイは、眼から近い位置で使うことが多く、また、画面を凝視する時間が長いので、眼が青色光に長時間暴露されます。そこで、眼を守るために、高エネルギー可視光線の波長領域の光をカットするメガネが使われるようになっているのです。

Bluelight

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2012年6月18日 (月)

赤外線のinfraredのinfraの意味は?

 先日、知人と赤外を意味するinfraredのinfraの意味は何だろうという話になりました。接頭辞のinfra-は元々はラテン語で、その意味は「下部の」「下位の」になりますから、infraredは赤外ではなくて、赤下となります。

 オックスフォードの英英辞典のinfraredを調べてみたところ、下記のように書かれていました。

(of radiation) having a wavelength that is slightly longer than that of visible light-rays at the red of the spectrum

 これは正しい説明ではありますが、赤外線の波長は可視光線の波長よりも長いわけですから、そのまま考えるとinfra-が意味する「下部の」「下位」のという表現はそぐわないように思います。

 そこで思い出したのが、超低周波です。人間の耳に聞こえない超低周波は英語ではinfrasonicといいます。なるほど、周波数が低いわけですから、infra-の表現で良いように思います。

 そのように考えると、infraredのinfra-というのも、可視光線より波長が長いではなくて、可視光線より周波数が低いという意味と考えれば辻褄が合います。

 赤外線を発見したのは、ドイツ出身のイギリスの天文学者のフレデリック・ウィリアム・ハーシェルです。ハーシェルは1800年にプリズムで分散させた赤色光の外側の温度が、可視光線の部分よりも高くなることに気がつき、赤色光の外側に目に見えない熱を生じさせる光が存在するのではないかと考え、そのことをロンドン王位協会に報告しました。

 しかし、当時は「赤外線」という言葉は使われていなかったようです。赤外線という言葉が使われたのは1870年以降のことです。それでは、ハーシェルは1800年にロンドン王位協会に報告するときに、何と名付けたかというと、calorific raysだったそうです。calorificは熱を生じるという意味です。

 現在ではcalorific raysは赤外線という意味がありますので、日本語の解説ではハーシェルが赤外線と名付けたと書いたものもあります。科学的に厳密に日本語で説明する場合があるときには、熱線と名付けたとでもしておくのが妥当ではないかと思います。

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2012年6月17日 (日)

色を守るアメリカン・ヒーロー

子どもたちが学校で絵を描いていたら、そこにギャングの集団がやってきて、子どもたちからクレヨンを取り上げると、教室がモノクロの世界になってしまいます。ギャングたちは、どんどん教室を壊していきます。

皆が助けを呼ぶとそこに駆けつけたのがバットカー、乗っているのバットマン!ではなく、ちょっと中途半端な格好をした2人のアメリカン・ヒーロー。

彼らはクレヨン弾の機関銃を持っていて、それでギャングを蹴散らします。教室に少しずつ色が戻ってきます。しかし、彼らだけでは手におえない。そこで呼び出したのがKISSです。

Epic School Battle

starring sam macaroni, johnathon schaech, steven tyler, jane lynch, kiss, Tony Okungbowa, Matt Sorum, shay carl, epic lloyd, hiimrawn, davin dell'osa, wayne hoffman and the awesome artwork of Mary Doodles!

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2012年6月14日 (木)

相対性理論 (岩波文庫)  by アインシュタイン

相対性理論 (岩波文庫)

A・アイン主体(著) 内山 龍雄 (翻訳)

アインシュタインの相対性理論に関する最初の論文です。この本の表題は相対性理論とありますが、特殊相対性理論について書いたものであり、原論文のタイトルは「動いている物体の電気力学」です。1905年にドイツの学術誌アナーレン・デア・フィジークの第17巻に掲載されました。20世紀始めの名著です。

アインシュタインは、当時、光の媒質と考えられていたエーテルの存在を否定し、光速度不変の原理を導入します。それまで絶対的と考えれていた時間と空間が相対的なものとなりました。

内容(BOOK DB)

 時空概念を一変させたアインシュタイン(1879‐1955)の相対性理論。その考え方の基本はすべて、最初の論文「動いている物体の電気力学」に述べられている。この論文の邦訳に加え、一般読者の理解のために、原論文の論旨展開を忠実・平易に再現してた解説をほどこした。アインシュタインが創出した思考過程にそって相対論が理解できる得難い一冊。

文庫: 187ページ
出版社: 岩波書店 (1988/11/16)
言語 日本語
ISBN-10: 4003393414
ISBN-13: 978-4003393413
発売日: 1988/11/16
商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm

目次

まえがき

A 動いている物体の電気力学

I.運動学の部

II.電気力学の部

B 解説(内山龍雄)

用語説明

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2012年6月13日 (水)

宝石のような透明なイモムシ

体が透明で、なおかつ宝石のように綺麗な・・・・イモムシです。

このイモムシは中南米の森林に生息していて、その姿からジュエル・キャタピラーと呼ばれているそうです。映像では大きく見えますが、全長は約3センチメートルです。ガラスのように透明に見える体は、ゼラチン質で、表面はヌルヌルしているようです。

Jewel Caterpillar

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岩崎電気の「アイちゃんのなるほどライティング」 光や光源のことを映像で詳しく解説してくれるサイト

 岩崎電気のホームページに「アイちゃんのなるほどライティング」というサイトがあります。

アイちゃんのなるほどライティング
http://www.iwasaki.co.jp/info_lib/lighting/

光のことや光源のことを映像でわかりやすく解説してくれます。

光とは? - アイちゃんのなるほどライティング

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2012年6月12日 (火)

季刊「理科の探検(RikaTan)誌」の別冊8月号 夏休み自由研究特集

季刊「理科の探検(RikaTan)誌」の別冊8月号 夏休み自由研究特集が7月2日(月)に発売されます。

Rikatan

【目次】

  • 編集前記 リカタン的に自由研究に取り組んでみよう  左巻 健男
  • 亀緒君の「おかあさん観察記録」 林本 ひろみ
  • 極めてデジフォト 特別編 防水デジカメで水中観察  池田 圭一
  • アサガオで自由研究  中村 信雄
  • 身近な植物で紙づくり 横内 正
  • 砂が教えてくれること~日本砂地図をつくろう~ 大西 裕子
  • 海藻がスウィーツに変身!  木原 久美子
  • 河原の石ころの旅 留岡 昇
  • 砂の研究  高須 佳奈
  • 光のジュースで、白色光を比べて・見よう! 久保 利加子
  • 偏光板:万華鏡だけではもったいない!3 cm×3 cmで広がる世界 久保 利加子
  • 黒色サインペンの正体は?  日外 政男
  • “プリッツ”でエジソン電球  長戸 基
  • 自作レンズで光の研究 野田 新三
  • 煮干しのお腹のプランクトンと海の環境  中西 敏昭
  • スーパーマーケットで骨の研究  青野 裕幸
  • ひと晩でできる! セミの羽化の観察  小泉 伸夫
  • 植物の葉の蒸散する量を調べよう 鈴木 勝浩
  • スーパーマーケットでキノコの研究 青野 裕幸
  • 酵母の純粋培養~果物から酵母を取り出そう~  浅田 貴美子
  • 植物の発芽~観察日記をつけよう~  山本 俊介
  • クマムシ  さかさパンダ
  • デジタルカメラで星空を写そう  大西 浩次
  • 流れ星を見よう・調べよう  大西 浩次
  • デジタルカメラで地域や時間による星の写り方を探ろう  大島 修
  • 動く天気図  小林 則彦
  • 磁石につく石を集めよう  木色 泰樹
  • 液体を使ってレンズの実験をしよう!  日外 政男
  • 地域の河原の岩石標本を作ろう  松井 康之
  • ボルトが芯の電磁石 強さの研究と面白工作 福武 剛
  • 高性能プラとんぼに挑戦 挑戦の記録を自由研究にまとめよう 福武 剛
  • ゼンマイじかけを進化させよう 富田 香
  • 飛べ! マーブルロケット  さかさパンダ
  • 部品も手作り!? ゲルマラジオを作ろう  大川 祐輔
  • 「おしゃべりテープ」をつくろう ~音や声の秘密に迫ろう~ 橋本 頼仁
  • 自作楽器で音の研究をしよう 舩田 優
  • 非接触温度計で、小さな科学者になろう!  みわ よしこ
  • 「繭玉ころがし」 不思議な動きをたのしもう! 田崎 真理子
  • 家庭でミニエコ発電~生活場面を利用した発電に挑戦しよう~ 角﨑 洋人
  • ウメノキゴケでオリジナル「リトマス紙」を作ろう!  村山 一将
  • ドライアイスを使った簡単で楽しい実験 船田 智史
  • ミョウバンの結晶作り  横須賀 篤
  • 砂糖水の華麗なる変身  大西 裕子
  • 自由研究の進め方  左巻 健男
  • 自由研究を楽しもう  青野 裕幸
  • 自由研究のまとめ方  横須賀 篤

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いろいろな電灯のスペクトル

いろいろな電灯の可視スペクトルを集めた映像を見つけました。

回折格子分光器-いろいろな電球の光のスペクトル

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2012年6月11日 (月)

光を物体の前に回り込ませる  透明人間になるおはなし(4)

 次の図のように物体の背後からやってくる光を物体の前に回り込ませ、かつ物体からの光が目に届かないようにすると物体を見えなくすることが可能となります。このように光を曲げる素材で物体を包み込むことができれば物体の姿を消し去ることができます。

Invisible

 実は最近になってメタマテリアルという人工物質が開発されました。メタマテリアルは物質といっても食塩や鉄の塊のような物質ではなく、微小な構造単位を繰り返し配列させた人工的な構造物です。ただし、光に対しては均質な物質として振る舞うように工夫されています。

Image2

 普通の物質は光を次の図の①のように屈折しますが、メタマテリアルは②のように屈折させることができます。メタマテリアルは負の屈折率をもち、光の道筋を自由に制御できる物質としてその利用が注目されています。

Image1

もし、メタマテリアルで作った素材で物体を包み込むと、次の図のように光を物体の前に回り込ませることができるので、物体は見えなくなります。こちらの方法の方が、先に紹介した再帰性反射材による方法よりも、透明マントのイメージに近いと思います。

4

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2012年6月10日 (日)

月までと同じ距離に惑星があったらどれぐらいの大きさに見えるか

皆既日食や金環日食を見ることができるのは、地球から見たときの太陽の大きさと、月の大きさが同じだからです。

この見かけの大きさを視直径といいます。もし月のある場所に太陽系の惑星があったらどれぐらいの視直径に見えるかを示した映像がありました。比較の対象となっているのは、火星、地球、海王星、木星です。

地球が比較として使われていますが、これは月から地球を見ると、これぐらいの大きさに見えるということでもあります。

Scale - What If other planets replaced the moon?

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2012年6月 8日 (金)

日本最古の月食の記録

 月食は遙か太古の昔からあった現象ですが、日本最古の月食の記録は日本書記に書かれているものです。

 その最も古い記録には、「月有蝕之-皇極二年庚戌朔乙丑」とあります。皇極二年庚戌朔乙丑は皇極天皇2年5月16日で643年6月8日です。

 計算によると、この月食は月が沈んだ後に起きたようですから、実際に観測できたわけではなかったようです。暦算による記録と考えられています。

 それでは、実際に観測できたであろう月食の日本最古の記録がいつだったというと、「月蝕一天武九年十一月丁亥」。これは天武天皇九9年11月16日、つまり680年12月12日です。このときの月食は部分月食だったようです。

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2012年6月 7日 (木)

物体の表面に背景を投影する 透明人間になるおはなし(3)

物体に光を投影する方法

 映画やプロジェクタなどのスクリーンの前に白い服を着て立つと、服に映像が映り込むため、白い服の部分が透明になったように見えます。これと似たような原理で、カメラで撮影した物体の背景の映像を物体の表面に投影すると、物体が透明になったように見えます。

Invisibility Breakthrough for Japanese Researchers

2010年6月に科学未来館で行われた「ドラえもんの科学みらい展」で、透明マントが紹介されていましたが、これはこの方法を使ったものです。この透明マントは、光をやってきた方向に反射する再帰性反射材という材料を使ったものです。再帰性反射材は自転車の反射板などに使われています。ただし、これを透明マントと呼ぶのにはちょっと無理があるように思います<参考:光をやってきた方向に反射する-反射板の仕組み(1)>。

透明マント

物体に表示装置を取り付ける方法

 先進的な迷彩服のアイデアとして、体の前面にたくさんの小さな表示装置を取りつけ、背面にたくさんの小さなカメラを取りつけたものがあります。背面のカメラで撮影した映像を前面の表示装置に映し出すことによって、あたかも体が透明になったように見えます。

 この迷彩服は前面に綺麗に映像を表示させることが難しいという問題はありますが、表示される映像は背景から作られますので、透明化の効果は期待できるでしょう。

Optical camouflage for military troops

 物体の表面に物体の背景を投影する方法は、いつも物体の表面に背景を投影しておく必要がありますが、現時点で透明人間を実現する最も有力な方法として研究開発が行われています。

 次の影像はメルセデスベンツがデモ用に開発した光学迷彩の自動車です。自動車の側面にLEDディスプレイを取り付け、反対側の側面に配置したカメラで撮影した映像を映しています。

透明になって見えなくなる自動車をメルセデスベンツが開発

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2012年6月 6日 (水)

ソーラー飛行機 大陸間飛行を成功

太陽光発電のみを動力源とするスイスのソーラー飛行機ソーラー・インパルスが、ヨーロッパ大陸の西部のスペインから、アフリカ大陸の西部のモロッコまでの大陸間飛行を成功させました。

ソーラーインパルスはプロペラ飛行機で、両翼の長さが63メートルで、翼の上面に2千枚のソーラーパネルが取り付けられています。このソーラーパネルで発電を行いモータを回して、プロペラを回します。

6月5日の朝にスペインのマドリード空港を離陸し、19時間後の5日午後11時半にモロッコのラバト空港に到着しました。

下記の映像は2011年5月に撮影された映像です。

Solar Impulse - European Solar Flights - Take Off

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2012年6月 5日 (火)

まわりの景色と同化する 透明人間になるおはなし(2)

まわりの景色と同化する方法

 光をすべて吸収する素材は黒色をしていますが、黒色の素材は目で認識できないわけではありません。ですから、黒いマントを頭からかぶっても姿を消すことはできません。しかし、まわりの環境によっては姿を目立たなくすることはできるでしょう。例えば、歌舞伎や人形劇の黒衣(くろご)は黒装束と黒頭巾の姿ですが、背景を黒くし照明を工夫すると、黒衣の姿はほとんど目立たなくなります。

12阿波人形浄瑠璃_日高川入相花王

 もちろん、光をすべて吸収する素材でなくても、姿を目立たなくすることは可能です。軍隊の迷彩服は草原やジャングルで目立たないように緑色の迷彩色をしています。

The best Ghillie Suit video on Youtube [HD]

 また、動物ではカメレオン、タコ、イカなどのように周囲の色にあわせて体の色を変化させて擬態するものもいます。

Shapeshifting Octopus, amazing camouflage

鏡を使って姿を隠す方法

 鏡を使ってまわりの景色と同化する方法もあります。机の天板から頭を出した人の胴体が見えないという手品を見たことがあるでしょうか。

Mirrors Tricks of Magic Shows at the Science and Technology Museum MadaTech -12

これは鏡にまわりの景色を映すことによって、あたかも机の下に何もないように見せるトリックです。

3

 まわりの景色と同化する方法は光学迷彩としては原始的な方法です。この方法で透明人間を実現できるとは言い難いでしょう。

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2012年6月 4日 (月)

ネオジム磁石の球を使ったパズル ネオ・キューブ

以前、ネオジム磁石の球をいろいろ組み合わせて遊ぶ映像を紹介したことがあるのですが、パズルとして発売されていたようです。

このパズルはNeoCubeという商品で、直径約5ミリの小さなネオジム磁石の球216個(6球×6球×6球)を自由に組み合わせて遊ぶことができます。球を平面的に組み合わせたり、立体的に組み合わせたりすることによって、自分独自の形を造ることができます。

The NeoCube 01

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6月4日 今年最初で最後の部分月食

本日6月4日(月)の夕方、部分月食を見ることができます。

月食は南東の空で午後18:59から始まります。もっとも月が欠けるのは午後20:03で、このとき月の表面の約38%が地球の影に覆われます。月食が終わるのは午後21:07です。

日本で2012年に見ることができる月食は6月4日が最初で最後です。次回の月食は2013年4月26日となります。この月食は部分月食です。なお、厳密には2012年11月28日に半影月食があります。

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2012年6月 3日 (日)

プリズム式フィルター Kenkoケンコー MIRAGEミラージュ三面55mm

このフィルターは同じ被写体を同心円上に3個写すことが可能なプリズム式フィルターです。

フィルターの中心部を頂点として3枚のプリズムが合わさったような形状をしています。

Millage

このフィルターを取り付けて写真を撮影すると次のようになります。普通の写真撮影では使わないと思いますが、カタログや広告などのイメージ写真を撮影するときに、ちょっと変わった写真にすることができます。

Milage2

このフィルターとよく似たもので、Kenkoケンコー MIRAGEミラージュ平行3面というのがありますが、これは像を平行にずらすタイプのフィルターです。

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2012年6月 2日 (土)

色の錯覚 色相対比

次の図を見てください。左側にピンク色の輪、右側にオレンジ色の輪が見えると思います。

Color

間違いなく2色に見えると思いますが、実はこの2つの輪は同じ色で描かれています。

このように、同じ色であるにも関わらず、まわりの色の影響を受けて、色が少し違って見える現象を色相対比といいます。

最後に上の図を拡大してものを掲載します。確かに同じ色ですね。

Colorkakudai

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2012年6月 1日 (金)

レーザー光線で空間に高解像度で3D表示

この映像はレーザー光線を使って空間に5万点のドットを表示して映像を映し出す装置です。最初は幾何学模様のような3D画像が出ていますが、後半は魚やマスクの映像などが出てきます。

このように空中に映像を投影して360度どこからでも見えるような装置があると面白いですが、なかなかテレビのような綺麗な映像を出すには至らないようです。

任意の空間に5万点のドットを表示可能な3D表示技術 #DigInfo

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